施工写真
北九州市 外構工事施工事例|レンガと銅、鋳物が調和する、経年変化を楽しむ外構設計
北九州市の外構リフォームの施工例。オープン外構という開放的な状態から、プライベートな敷地へと転換するというリフォームプロジェクトとなりました。
設計の中心となったのが、YKK トラディシオン門扉2型とトラディシオンフェンス2型です。どちらにもオプションのオーナメントF型を取り付けています。この鋳物素材が、ヨーロピアンテイストを備えながらも存在感を放つことで、敷地全体に領域化の意思が表現されています。同じシリーズで門扉とフェンスを統一することにより、明確な設計意図に基づいた選択が訪問者に伝わります。
さらに秀逸なのが、オリジナル銅製サイン&インターホンカバー、ポストカバーの採用です。これらはカスタムメイドの製品であり、ステンドグラスの色とビスの色を選択できるという、その敷地だけのオリジナリティをもたらしています。銅という素材が時間とともに酸化し、色が変わっていく—この経年変化を意識的に取り入れているのです。時間とともに熟成していく外構という設計思想が貫かれています。
花壇と花台には、アンティークレンガが採用されました。アンティークレンガという素材選択そのものが味わいを表現しています。新しいレンガではなく、古いという属性を持つ素材を用いることで、新築や新しいリフォームであっても既に時間が経過したような雰囲気が演出されているのです。

-
花壇内に配置されたアンティークレンガ角柱の立水栓は、実用性と美しさの統合を象徴しています。機能的な立水栓ではなく、素材によって庭の一部としての存在感を備えています。毎日お客様がこの立水栓で水を使う度に、この部分が庭と一体化していく—そうした日常的な接触を通じた親密さが生まれます。
-
花壇内の舗装には、クラッシュレンガが敷き込まれています。規則的なアンティークレンガの壁に対して、不規則で温かみのあるクラッシュレンガが配置されることで、『視覚的なリズム』が生じます。
オープン外構をクローズ化するという物理的な変化を超えて、時間と共に経年変化していく敷地を創造することにあります。銅は酸化し、アンティークレンガはさらに味わい深く、植物は成長し、苔が付着する—こうした変化を受け入れる設計が、その敷地に住み続けることの喜びへと繋がっていくのです。




























































