施工写真
遠賀郡 エクステリア施工事例|室内と庭を繋げるウッドデッキ
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遠賀郡のエクステリア施工事例です。この物件における設計のテーマは極めてシンプルです。それは室内と庭を繋ぐことです。複雑な装飾や多機能性を追求するのではなく、掃き出し窓から庭へ至る一連の体験を一体化させることに設計の力が注がれています。
マクセラムデッキは濡縁として機能しています。濡縁という概念は日本建築における古典的な要素です。屋内と屋外の移行領域として、雨に濡れた履き物を脱ぐスペースであり、かつ縁側のようなくつろぎの場として機能してきました。現代の住宅にはそうした移行領域が消失していることが多いですが、今回はマクセラムデッキがその古来の役割を再現しました。
掃き出し窓と同じ高さでデッキが施工されたことがポイントです。室内と庭の床面高さが統一され掃き出し窓からデッキへと足を運ぶとき、高さの変化を感じさせないのです。つまり、物理的には室内と屋外が別の領域であっても、心理的には連続した空間へと体験させるのです。 このシームレスな移行が何をもたらすかを考えることが重要です。高さが統一されることで、庭が日常的な延長として無意識に活用される存在へと転換され、敷地の利用頻度と親密さが飛躍的に向上します。 -
別の部分では、デッキが窓より低く施工されています。つまり、段階的な高低差が存在するということです。この高さの差が導線を自然に誘導します。足を運ぶ際に、わずかな段差が身体に空間移行を認識させ、庭へ向かうプロセスが意識される体験になるのです。高さの物理的な差異が、心理的な領域移行を示唆しているのです。
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マクセラムデッキは天然木の素材です。室内の建築素材と庭のデッキが同じ天然木で構成されることで、視覚的なつながりが強調されるのです。色彩や質感が統一されることで、敷地全体が一つの美的世界へと統合される感覚がもたらされるのです。室内と庭の心理的な距離が縮まることで、敷地全体がより親密で、より活用される存在へと変化します。





















































