梅雨時期6月の花 紫陽花

こんにちは。甲斐です。

今日のブログはこの時期お勧めの植栽の紹介をします。

紹介するのはこちら梅雨の名物〝紫陽花(あじさい)〟です。




日本にも馴染みの深いアジサイですが日本の気候では6月から7月にかけて開花します。樹高は1~2m程度でサイズ的に中木に適した 樹木です。花の色は青、紫、ピンクなど様々です。

そんなアジサイの花色は土の酸度によって決まるということは、意外とよく知られています。これはどんなメカニズムかと言うと、、、 ここから数行は飛ばして読んでもらってかまいません。内容が難しいです。

アジサイの花色は、アントシアニン系色素がはたらいて、青色やピンク色が発色します。青色は、土中のアルミニウムが 吸収され、色素と結合して発色します。逆に、アルミニウムが吸収されないと、ピンク色が発色します。アルミニウムは 酸性土壌でよく溶け、アルカリ土壌では溶けません。だから、土を酸性にすれば青花になり、中性~弱アルカリ性の土壌 ではピンク花になるんです。中には土壌に関係なく両方の色にきれいに発色する品種もありますが、ほとんどは青花系品種を 中性~弱アルカリ性に近い土に植えてしまうと、赤みを帯びた紫色になります。また、ピンク花系品種は、酸性土壌に 植えてしまうと、青みを帯びた紫色になります。紫色は濁った色とされてしまうので、アジサイの生産農家は品種固有の 色を判断して、その色をよりきれいに発色させるために土や肥料を調整しています。ちなみに、白花系は色素を持たない品種なので、 酸性・アルカリ性どちらの土でも構いません。

要するに土の状態で色が変わるということです。なので別名〝七変化〟ともいわれます。理屈がむ、むつかしいΣ(゚д゚;)!?

福岡でもいくつもアジサイの名所がありますので是非この時期見に行ってください。お勧めですよ(^○^)

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